ギャルゲレビューその10;ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season
どうもこんばんわ。ほっきょんです。
今回紹介する作品はコチラ。
オススメ度:★★☆☆(乙女の気分を味わうには良い)
難易度:★☆☆☆(普通の恋愛なら簡単)
雰囲気:軽め
プレイ時間:10時間程度
ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season
注)本作は乙女ゲー。
登場人物(抜粋)
王子様全員紹介しようと思ったけど、この記事で伝えたいことはそこじゃないので秒で語りたいこと思いついた野郎だけにします。
佐伯瑛(さえき てる)
学園のプリンスでこのゲームのメイン王子様。
このゲームDSを縦に持って二画面でプレーするのでスチルが左右に分かれている。
成績優秀でスポーツ万能、性格も明るく人気者だが猫をかぶっており本性は主人公だけが知っているというようなキャラ。サーファー属性、カフェ店員属性を併せ持つ。
誰にでも優しいが主人公だけには冷たい態度を取る。女子高生になると分かるが、最初はぞんざいに扱われるのも私だけで特別かも! となり、仲良くなると表面だけではなく本当の意味で優しくなるので普通にときめく。
※ほっきょんの推しは彼。せっかく女子高生になるんだったら王道を往く王子様を攻略したいだろ?
志波勝己(しば かつみ)
寡黙な影に隠した素顔。運動キャラ。
不器用だけどいいヤツみたいな言葉が似合う人物。過去になんかあったらしく、部活動には入っていない模様。
彼は高身長属性を持ち合わせているのだが、少女漫画とかでありがちな高いところにある物を取ってもらうイベントでは全くときめかなかった。
若王子 貴文(わかおうじ たかふみ)
主人公の担任。先生キャラ。
ギャルゲーには学校の先生という択がたまにしか存在しないが、この乙女ゲーシリーズは完全装備。
公式から発表されたスチルだと若干サイコパスにも見えるが、物腰が柔らかい先生。
このゲーム誕生日プレゼントやバレンタインデーチョコを先生にも渡すことができるのだが、教頭先生に叱られるとか言って中々受け取ってもらえないので受け取ってもらえると普通に嬉しい。
そんな純情な女子高生も面白いのだが、こういう先生に対して小悪魔な態度をとって困らせるのも女子高生が背伸びしてオトナな女性を演じてる感があって面白い。
真咲元春(まさき もとはる)
花屋でバイトするOBの先輩。先輩キャラ。
主人公が花屋でバイトを始めるとこの先輩と知り合うが、積極的すぎてこの男を攻略したいと思っているとき以外は普通に無理。真咲だけど…とか言ってめっちゃデートに誘ってくる。
女子高生になって身をもって体験できるのだが、興味のない男にしつこく言い寄られると普通に面倒。
ストーリー
乙女のドラマを一言で説明することが面倒だったので、例によって公式から引用します。
よく分からないですね。上の画像の文章は読まなくていいです。
仕方ないので説明。画像は主人公の小さい頃の回想。
一言で説明するとさよならの代わりに口付けをしたという人魚姫伝説がこの海にはある。(これで納得できねー奴は上の画像の文章読め)
この少年は主人公のことを人魚姫伝説の女の子のようだと言って別れ際にさよならの代わりにキスをする。
で、入学式当日になんか見つけるが前述のファーストキスの場所とは知らない模様。
で、あの海ってなんだかよく分からないけど伝説があるんだ〜〜〜いいな〜〜〜みたいなノリでゲームスタートする。失われた幼い時の記憶を呼び戻すゲームとも言える。
レビュー
ぶっちゃけこのゲームのどこが良かったとか語るつもりはなく、
バレンタインデーチョコを渡した時に「ありがとう」と言われるのが何故嬉しいのか体験できる。
僕は乙女ゲーのミニゲームでしか知りませんがバレンタインデーチョコ作りは大変。
デートの日に頑張ってコーディネートした服が褒められるのが何故嬉しいのか体験できる。
僕は乙女ゲーのシステムでしか知りませんが流行を意識しながら男子の好きそうなコーディネートするのは大変。
といった具合に、女性視点のゲームに触れることで現実世界で女性と接する時にほんの少しだけ女性に優しくなれる。
まぁ、普段女性に腹パンしたいと言っているほっきょんが言っても何の説得力もないんですけど…
以上。
ギャルゲレビューその9;彩のラブソングの感想
どうもこんばんわ。ほっきょんです。
今回紹介する作品はコチラ。
正式名称は「ときめきメモリアルドラマシリーズ Vol.2 彩のラブソング」
オススメ度:★★★★(物語の制約を最大限に活かした名作)
難易度:☆☆☆☆(ほぼ間違いなくグッドエンディングを迎えられる)
雰囲気:やや重め
プレイ時間:10時間
https://www.jp.playstation.com/software/title/slpm87302.html
個人的に最も完成度が高いと思っているギャルゲ。
インターネット上にこのゲームの紹介を書いているブログが存在しないので、今回はかなりしっかりと紹介します。
登場人物
主人公(デフォルトネーム無し)
本作の主人公。ギャルゲの主人公の一枚絵を探す難易度高すぎないか?
きらめき高校で最も人気なアマチュアバンド「彩」のギターと作曲を担当している。ちなみに「いろどり」と読む。
ひと昔前のギャルゲの主人公にありがちな「うざったい前髪で目を隠している」「異性からの好意に超鈍感」「とりたてて何も特徴がない」のうち、前者二つの特徴を持っている見た目だけは割とどこにでもいるような主人公。
ただそこらへんのギャルゲの主人公とは異なり、作曲に対する情熱は人一倍持っているようで、良くも悪くもこの思想に対してプレイヤーが納得できるかどうかで評価がどうしても分かれる。
片桐彩子(かたぎり あやこ)
本作のヒロイン。
美術部に所属。歌が上手で、ボーカル不在のバンド「彩」からボーカルの勧誘を受けている。
この作品、ときめきメモリアルの人気投票で2位に入った彼女のために作られた彼女のための作品なのだが、物語開始時点で主人公と片桐彩子は知り合ってすらいない。
その上、序盤は主人公と結構すれ違うので、なかなかエンジン掛からず普通にバンドの他の女の子に流されそうになる。
初会話シーン。曲作りで悩んでいる主人公に対し「ふ〜ん、曲作りってつまらないのね」とか言って立ち去る。一応このゲームプレイヤーが作曲するので普通にあったまる。
性格はもうどうしようもないくらいマイペースで自分が楽しいことをやって、相手も楽しかったら良いし、楽しくなかったら芸術の方向性が違うよねで済ませてしまうようなタイプ。
初めて一緒に下校した帰り道に夕日を眺めるのだが、当たり前のように隣で居眠りする。
今回の作品は最高評価の★★★★としているが、ヒロインの可愛さや性格で好きな女の子を選ぶようなプレイヤーだと、大抵の場合後述の女の子を攻略出来ない事に対してキレるので低評価になりがち。
美咲鈴音(みさき すずね)
「彩」のキーボード担当で、唯一の後輩。あれ、メインヒロインより可愛くね?
健常者ならゲーム開始3分で、「あ、こいつ主人公のこと好きなんやな」と分かるくらい主人公のことを慕っている健気な女の子。いうまでも無いかもしれないが、主人公はそのことに全く気づかない。
画像はバンド練習の帰り道。彼女の表情に対し、主人公は彼女の気持ちにまるで気づいていない。
このゲームどうやっても片桐彩子しか攻略することができないのだが、肝心のヒロインが中盤に入らないと物語に絡んでこないので序盤はひたすら彼女が主人公と仲良くする。そのため大半のブヒりたいだけのギャルゲーマーから美咲鈴音を選ばないのはプレミと言われている。
はっきり言ってしまうが、主人公の心情を追うと主人公が彼女のことを好きになる可能性は全く無い。主人公が作曲で悩んでいるときに「先輩の曲、大好きだから自信持ってください」みたいなありきたりな言葉で励ますのではなく、「今回の曲つまらないですね。気分転換してみませんか?」とか言ってたら間違いなくワンチャンあった。
大沢巧実(おおさわ たくみ)
「彩」のベース担当でバンドの顔。一枚絵からも読み取れるがめっちゃモテる。
あ〜〜ちょっと昔のバンドマンってこんな感じだわ〜〜って見た目で、勿論チャラチャラしている。当然のように演奏テクニックは一流。ライブでは曲の良し悪しよりもバンド全体の演奏の練度を重視している。そのため作曲担当の主人公とは音楽の方向性で対立する。
こういうキャラクターが出ることから想像がつくかもしれないが、今回は恋愛がらみでバンドが崩壊する。
田村康司(たむら こうじ)
「彩」のドラム担当で実質的なリーダー。
容姿からも想像できると思うが、ストーリーに絡んでこない空気キャラ。だがめっちゃ良いヤツ。多分バンドの練習中に顔面を殴っても「おいおいどうしたんだよ、何かあったなら話は聞くぜ」みたいな感じのことを言ってそうで怒るところを想像できない。
ストーリー
例によって公式から引用しようと思ったんですが、公式サイトが死滅していました。
書いていたら普通に長くなったので読むのが面倒な人向けに某wikiからの引用。
校内でも人気のアマチュアバンド「彩」(いろどり)のギタリストである主人公は、文化祭で演奏するための新曲の創作に励んでいた。
自分の曲に日々満たされない何かを感じていた中で、校舎の屋上で偶然出会った少女・片桐彩子の一言が、彼の作曲に大きな影響を与えることになり……
以下、今更プレイステーションでしかできないゲームをやる人がいるとも思えないので普通にネタバレします。
続きを読むギャルゲレビューその8;キミキス
どうもこんばんわ。ほっきょんです。
今回紹介する作品はコチラ。
オススメ度:★☆☆☆(恋愛している感はあるが、単調すぎる)
難易度:★★☆☆(会話のセンスが必要)
雰囲気:軽め
プレイ時間:5〜6時間
登場人物
引っ込み思案の文学少女。パッケージヒロイン。ヒロイン6人中3番人気。
ギャルゲ三大あるあるに「眼鏡は不人気」「緑髪は不人気」「茶髪は空気」があるが、彼女もその例に漏れず空気である。
一昔前の童貞が好きそうな今まで恋をしたことが無さそうな純情少女。もはや当時プレイした時の記憶も怪しいのだが、告白する時に平気で「実はずっと昔から貴方の事が好きだったの」とか言いそうなタイプ。
リアルでもこういう優しいだけの女の子は沢山いるので、せっかくギャルゲをやるんだったらもっと個性が激しい女の子を落とす方が間違いなく面白い。
以下、人気順に紹介。
二見瑛理子(ふたみ えりこ)
味覚音痴の天才少女。 ヒロイン6人中1番人気。ぶっちゃけ1強。
IQ190以上(とも言われている)天才少女で、えっちな実験が大好き。IQが高いので人間の生命としての本能に正直。出会って3秒で「これは実験よ」とか言いながら平気でキスしてくる。正直めっちゃ興奮する。
仲良くなってくると「誰にでもこんなことをするわけじゃないの」と清楚さをアピールするが主人公の人間としての魅力が皆無なので説得力があんまりない。
黒髪ストレートという無難な容姿といかがわしい性格も合間ってキミキスの中で絶大な人気を誇っている。
水澤摩央(みずさわ まお)
高校デビューした年上幼馴染。ヒロイン6人中2番人気。
リアルだと高校生までいって幼馴染止まりだと可能性がないが、ギャルゲーなので一ヶ月やそこらで余裕でワンチャン作ることできる。
それはさておき、小さい頃からカードゲームのやりすぎで異性の幼馴染と遊んだ事がないプレイヤーは、彼女を攻略してあ〜んなことやこ〜んなことを教えてもらう妄想で楽しむのも良いと思う。
咲野明日夏(さきの あすか)
ギャルゲに無限にいるスポーツ大好き少女。ヒロイン6人中4番人気。
ほっきょんがスポーティな女の子に興味がないのと、他のギャルゲにも全く同じ属性のヒロインが星の数ほどいるので割愛。
正直なところ攻略していないので語る事がないです。
祇条深月(しじょう みつき)
由緒ある家柄のお嬢様。 ヒロイン6人中5番人気。
容姿だけで女の子を評価するのは普通に失礼なんですが、うさぎの耳が垂れたような髪型の女の子。うん、いいですね。
仲良くなると「ご主人様」と呼ばせることが可能になるが、声だけで無我の境地に到達できる。
お嬢様なので許嫁が存在しており、主人公と親密になると自身の気持ちと定められた運命の間で葛藤する。勿論ギャルゲなので自分の気持ちに正直になるのだが、プレイ次第ではその後も天才少女とえっちな実験をすることも可能。
自分を育ててくれた家を捨てる気持ちで好きになってくれた彼女に隠れ、いかがわしい行為をしている所を見られるシーンは必見で泣きながら攻略対象から外れた後を想像すると捗ります。
※ほっきょんの推しは彼女。人生に何の不自由がない彼女に腹パンをキメてお母さんになれない身体になった時の彼女の気持ちを考えると興奮します。
里仲なるみ(さとなか なるみ)
うどん。ヒロイン6人中9番人気。
彼女にもこれまで15年の人生があったはずなのに、うどんという言葉でしか人生を表現できないのは普通に可哀想だと思う。
ヒロインが6人しかいないゲームで9番人気になるのはキャラクターデザインに問題があると思うんですけど(名推理)
ストーリー
祇条深月の紹介を書いていたら面倒になったので公式から引用します。
高校2年の夏休みが終わった。何もない夏休みだった……。
ーーえっ、昔の俺やん。
今日から新学期。高校生活もこれであと残り半分。このまま、出会いも何もなく終わってしまうんだろうか?
ーー俺は何もないまま終わったんだが?
……僕は、まだキスをしたことがない。恋も……したことがない……。
ーーえっ、今の俺やん。
「このままじゃダメだ、もっと積極的になろう!!」
(略)
もう分かったと思うので省略しますが、このゲームストーリーが存在しません。
レビュー
前述の通りストーリー性皆無なのでストーリーで語ることはないです。
主人公はギャルゲの主人公にありがちな魅力がない。中身がない。努力がない。の三ナイを達成してます。こちらも語ることはないですね。
このゲーム、女の子と仲良くなるには学園中を徘徊し野生のヒロインと遭遇し、ヒロインイベントを消化するか会話を発生させ好感度を上昇させる必要がある。
が、この会話で好感度をあげるためには結構センスが必要。例えば出会った頃は学校の話や天気の話など無難な会話をチョイスしないといけないが、仲良くなってくるとヒロインのプライベートに踏み込んだ話題をヒットさせないといけない。
ヒロインとの会話はポケモンと同じで事前に覚えておける数が決まっている。
このゲーム評価できる点がほぼ無いのだが、ガチの恋愛かどうかはさておきこのシステムだけは女の子を攻略している感があり楽しめる。
プレイステーション2でしかプレイできないので、このレビューをみて中身が気になった人はアニメ版をオススメします。
アニメ版の出来も素晴らしいのでゲームの雰囲気を楽しめると思います。
以上。
ギャルゲレビューその7;アマガミ
どうもこんばんわ。ほっきょんです。
今回紹介する作品はコチラ。
オススメ度:★☆☆☆(ブヒりたい人向け)
難易度:☆☆☆☆(プレイヤーに親切設計)
雰囲気:軽め
プレイ時間:5〜6時間
かなり有名ゲームであるにも関わらず、イイ感じの紹介動画が無かったので動画はナシ
ヒロイン
絢辻詞(あやつじ つかさ)
パッケージヒロイン。天下無敵の仮面優等生
表向きにはギャルゲに掃いて捨てるほどいるような委員長キャラ。ただ心の内は腹黒キャラ(らしい)。
理想的な委員長キャラと性格のキツさのギャップがウリなのだが、ぶっちゃけもっと性格がキツいヒロインはいくらでもいるのであまり目新しさは無い。6人中5番目の人気。
紹介画像は少々過激だが、健全なゲームなのでヒロインの処女性は担保されており、こんな状態からでも割と簡単に落ちる。
アマガミというゲームは猿でも分かるような親切設計であるが、一応パッケージヒロインというだけあって少しだけ攻略難易度が高い。
桜井梨穂子(さくらい りほこ)
ぽっちゃり幼馴染。豚。
おっとり系の食いしん坊ヒロイン。頑張って彼女の良いところを考えたが人当たりが良い所くらいしか魅力がない。
彼女を攻略するよりも自分磨きをして三次元の彼女を作る方が間違いなく強い刺激を得ることが出来る。
6人中3番目に人気があるらしい。
棚町薫(たなまち かおる)
気ままでサバサバした悪友。
よく髪型以外は最高とか言われている。「あ〜こんな女友達いたら捗るわ〜」って感じの性格で、高校生活をシャドウバースみたいなゲームに費やしている人は多分こういう友達が欲しくなると思う。
ただ友達としての感覚が強く、彼女にしたいかって言われたらう〜〜〜〜〜んって感じ。
6人中4番目の人気。髪型がね・・・
中多紗江(なかた さえ)
ふかふかボディの純情少女。
後輩。巨乳。お嬢様。恥ずかしがり屋。
割と色々な属性を持ち合わせているのだが、攻略失敗した時のビッチ化が凄まじく、全くと言って良いほど人気がない。戦隊系のヒーローモノが好きというオタク属性を持ち合わせているのも不人気に拍車をかけている。
ヒロイン6人中7番目の人気。どのくらい人気がないかというと彼女だけ良い感じのゲームキャプチャ画像が存在しなかった。
散々な人気だけどほっきょんの推しは彼女。腹パンキメた時に良い鳴き声すると思うんですよね。
七咲逢(ななさき あい)
面倒見が良いクールな後輩。
水泳部に所属している後輩キャラ。15歳で黒い下着を身に着けているなんてふ〜んえっちじゃん。
彼女のストーリーは恋愛として無理がありすぎるのだが、エンディングの性的な破壊力が強すぎて、ブヒりたい民には人気がある模様。
ヒロイン6人中1番人気。6人しかヒロインがいないゲームで7番人気になる後輩キャラとは格が違いますね。
森島はるか(もりしま はるか)
男殺しの天然女王。
主人公の憧れの先輩で、学園のアイドル。
もし三次元で彼女のような人間がいても、高校生活で本格スマホカードバトルを楽しんでいるような民には間違いなく手が届かないが、ギャルゲーなので主人公がどんなに冴えなくてもしっかり攻略出来る。
あ〜〜確かに性の喜びを知った男子高校生にモテるだろうな〜〜〜って感じの異性に対する積極さと天真爛漫さを持ち合わせており、ゲーム中でも実際にモテまくる。
ヒロイン6人中2番人気。前述の七咲逢と二強ですね。
ストーリー
主人公は過去のとある経験から、恋愛とクリスマスに苦手意識を持っていた。要はクリスマスに女の子にフられたって事ですね。
憧れの先輩である「森島はるか」を遠目に見ているだけの生活を送っていたが、高校2年生の冬が恋愛をする最後のチャンスだと気づいた主人公は一念発起し行動を起こす。
クリスマスに女の子と過ごしたいけど、世界チャンピオンになると一億円もらえるようなカードゲームにのめり込んだせいで彼女ができない人向けのゲームですね。
レビュー
☆☆☆☆にするか死ぬほど迷ったが、総合的に判断して★☆☆☆の評価に。
二次元の女の子でちょっと変な気分になりたいならオススメできるが、恋愛ゲームとして女の子をガチで攻略するという観点だとほぼ0点。
まず主人公。魅力がない。中身がない。努力がないのナイナイ尽くし。本当にどうしようもないのでトップからポセイドンをツモってくる位の運だけでしか彼女を作りようがない。
ほっきょん的な恋愛ゲームとして最大の見所は、主人公の憧れの相手である森島はるかに対し、知り合ってもいない状況からどのように関係性を作り出し、どのように彼女を魅了するかであるが、アマガミというゲームはその部分が皆無である。これは森島はるか以外のヒロインにも当てはまり、ほとんど運だけで物語が進行する。
空から降ってきたかのようになんの意図もなくヒロインと出会い、特に苦心しないまま両想いになってハッピーエンドという流れで物語に血と汗が存在しない。
そのため恋愛ゲームをやっているはずなのにライン工の作業をしているような感覚に陥ってしまう。
とはいえ家庭用ゲーム機で手軽にえっちな気分になる分には良いゲームだと思います。
以上。
ギャルゲレビューその6;ときめきメモリアル
どうもこんばんわ。ほっきょんです。
今回紹介する作品はコチラ。
オススメ度:★★☆☆(古いがギャルゲの金字塔)
難易度:★★★☆(メインヒロインが難しい)
雰囲気:軽い
プレイ時間:5〜6時間
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0101-NPJJ00303_00-0000000000000001
登場人物(抜粋)
藤崎詩織(ふじさき しおり)
本作のメインヒロイン。ラスボス。
容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能・品行方正といわゆる完璧超人だが、この手のヒロインにありがちな性格が非常に悪いという属性をもれなく持っている。
このゲームは幼馴染である彼女から卒業式の日に告白されることが目的なのだが、攻略難易度が非常に高いため大抵の場合他のヒロインに流れる。
虹野沙希(にじの さき)
運動部のアイドル。人気キャラクターの一人。恐らく一番人気。
サッカー部のマネージャーで、料理が得意。
このゲームのヒロインは好感度が低い状態だと、プレイヤーに対してかなり酷い態度を取ってくるのだが、彼女は割とどんな時でも優しく接してくれる。
攻略対象を虹野沙希のみに絞ったスピンオフ作品も存在する。
館林見晴(たてばやし みはる)
なにかと主人公にぶつかってくる謎の少女。人気キャラクターの一人。
コアラの形をした髪型が特徴。
全く隠れてない隠しキャラクターで、彼女のみ電話番号を聞けないのでプレイヤーからデートに誘うことができない。
彼女と前述の藤崎詩織にスポットライトを当てたスピンオフ作品も存在する。
ストーリー
きらめき高校には「卒業式の日に伝説の樹の下で女の子から告白されると永遠に幸せになれる」という伝説がある。
幼馴染である藤崎詩織と運良く同じきらめき高校に入学できた主人公は、藤崎詩織から告白を受けるため高校生活に励む。
…が大抵の場合、藤崎詩織の壁の高さとアホみたいに沢山いるヒロインに流されて他の女の子と伝説を作ることになる。
画像はときめきメモリアルの全ヒロイン。いくら古いゲームでもこれだけヒロインがいれば誰か一人くらいは好きになれる。
レビュー
ほっきょんが初めてプレイしたギャルゲーム。
各ヒロインの性格のアクの強さと、主張が激しい髪の色という強い刺激を味わってしまい、普通のギャルゲのヒロインでは物足りない身体にされてしまう。性の社畜に通づるものがある。
一度欲求を満たすと弱い刺激では満足出来なくなる。だから弱い刺激をとり続けて満足する。強い刺激を知ることは不幸なことだ。性に関しては俺は凡人のソリューションを選んでいるとも言える。言うならば性の社畜。
— あるじ (@aruzisan) April 24, 2012
学園生活の中で「文系」「理系」「運動」「容姿」などといったパラメータを上げながら、テストや運動会、部活動などで活躍し女の子の気を引くという割とストイックなシステム。
各ヒロインのストーリー性は薄めだが、女の子が好きそうなパラメータを上げたり、週末のたびにデートに誘うシステムは女の子を攻略してる感があり楽しむことができる。
ただ一方で、好きな女の子だけに構っていれば良いと言うわけではなく、女の子を放置していると勝手に傷つけられたと勘違いし爆弾を抱えてくるので、興味のない女の子にもそれなりに相手をする必要がある。
爆弾が発生すると好感度の隣に爆弾マークが発生し、爆発すると全ヒロインの好感度が下がる。
25年前のゲームだがシステム周りは割とよくできており、やけに古臭いヒロインに目をつぶることが出来れば楽しくプレイすることができる。
流石に古すぎるので手放しでオススメは出来ないが面白いゲーム。
以上。
ギャルゲレビューその5;FLOWERS 冬篇
どうもこんばんわ。ほっきょんです。
今回紹介する作品はコチラ。
雰囲気:重め
プレイ時間:10時間
https://www.prot.co.jp/psv/flowers4/
過去シリーズのレビュー
ギャルゲレビューその1;FLOWERS 春編 - ほっきょんのブログ
ギャルゲレビューその3;FLOWERS 夏編 - ほっきょんのブログ
ギャルゲレビューその4;FLOWERS 秋編 - ほっきょんのブログ
以下、FLOWERS春編および秋編のネタバレ有
登場人物
白羽蘇芳(しらはね すおう)
本編の主人公。春編の主人公が再登板。
春の終わりに退学した想い人の手がかりを探るため、生徒会長になる。
CV.名塚佳織であるにもかかわらず、この物語の数少ない常識人。
空気の読めないクラスメイトに足を引っ張られながらも、隠された学院の秘密を探る。
匂坂マユリ(こうさか まゆり)
本編のヒロイン。春編のメインヒロインが再登板。
春の終わりに主人公と結ばれるが、誰にも理由を告げず学院を去ってしまう。
夏編、秋編に登場していないので特に語ることがない。
花菱立花(はなびし りっか)
敗北者。春編の噛ませ犬ヒロインが再登板。
秋編の生徒会選挙にて生徒会副会長に任命される。…がどう考えてもそこまで人望があるように思えない。
本編では割と重要な立ち位置なのだが、彼女だけ一枚絵が存在しない上に、この物語でカップリングをすると確実に彼女だけ組む相手がいないので敗北者以外に言いようがない。
八重垣えりか(やえがき えりか)
白羽蘇芳のクラスメイト。夏編の主人公が再登板。
夏編まではファッション隠キャを気取っていたが、冬になりその性格も丸くなった。
知能指数が全体的に低めのクラスメイトの中で、白羽蘇芳の教養マウントと互角に渡り合えることから探偵の補佐役として活躍する。
※ほっきょんの推しは八重垣えりか。蘇芳×えりか尊い…
うん。いいですね。
他の登場人物は割愛。
ストーリー
前作「FLOWERS 秋編」から季節が移り、冬となった。
秋編まで生徒会長をつとめていた八代譲葉と、生徒会副会長をつとめていた小御門ネリネがクリスマスの夜に駆け落ちしたため、白羽蘇芳は引き継ぎをしないで学院を去っていった偉大な先輩の尻拭いの日々に明け暮れていた。
画像は八代譲葉と小御門ネリネ。秋編のラストに駆け落ちをした。
生徒会の雑務をこなす一方で、前生徒会長八代譲葉から引き継いだ「アガペのタルパ」というメッセージと、学院のはずれに存在する墓標を手がかりに、想い人匂坂マユリが学院を去った理由を探る。
レビュー
シリーズ最終作品なので、最終的にそれなりに良い感じに完結するのだが、そこに到るまでのストーリーがかなり分かりづらい。というか分からない。
プレイすれば分かるが、お前ら今までどうやって生活していたんだよだとか舞台中なんで王子様がすり替わっているんだよとか言いたいことは山ほどあるのだが、「八重垣えりかちゃんすこ・・・」の感情でどうにかクリアする。
春編・夏編にあったような百合チックな展開は秋編以降少なくなるので、女の子同士がいちゃいちゃして変な気分になりたい人は春編・夏編のプレイだけをオススメします。
以上。
久々に面白い恋愛ゲームシリーズだったと思います。
ギャルゲレビューその4;FLOWERS 秋篇
どうもこんばんわ。ほっきょんです。
今回紹介する作品はコチラ。
オススメ度:★☆☆☆(シリーズ物のデメリットが目立つ)
難易度:★☆☆☆(相変わらず)
雰囲気:重め
プレイ時間:10時間
https://www.prot.co.jp/psv/flowers3/index.html
過去シリーズのレビュー
ギャルゲレビューその1;FLOWERS 春編 - ほっきょんのブログ
ギャルゲレビューその3;FLOWERS 夏編 - ほっきょんのブログ
登場人物
八代譲葉(やつしろゆずりは)
本作の主人公。学院の生徒会長で合唱部の副部長。料理部にも所属している。
男性的な言動と容姿から、他の女生徒から好意を持たれることも多い。
小御門ネリネに対し好意を抱いているが、キリスト教の教えと自らの気持ちの間で葛藤を重ねている。
春編、夏編では頼りある先輩キャラクターとして描かれることが多かったが、全然頼り甲斐が無いキャラクターであることが判明する。
小御門ネリネ(こみかどねりね)
メインヒロイン。学院の生徒会副会長で合唱部の部長。
八代譲葉とは小学生時代からの幼馴染。
敬虔なカトリック教徒であり、同性同士の恋愛はキリストの教えに反するという考えを持っている。
間違いなくこのゲームの登場人物の中で一番イイ性格している。
ストーリー
前作「FLOWERS 夏編」から季節が移り、秋となった。
前作、前々作と特に変わりなく何も語ることがないのだが、学院内で起こる怪事件を生徒会長・八代譲葉の視点から解決をしつつ女性同士の恋愛模様を描く。
レビュー
シリーズものにありがちなのだが、存在意義が皆無であるにもかかわらず以前登場させてしまったせいで仕方なく登場しているようなキャラクターがチラホラいる。
また、本作は学院内で起こる怪事件を主人公の目線から解決していくのだが、ミステリー作品は、犯人は登場人物の誰かでなければならないという制約を有しているためシリーズ三作品目となると犯人にできる人物が限られてしまっている。そのため陳腐なトリックになりがちで謎を解いても「はあ」以外の感想を得ることができず知的興奮感を得ることができない。
ストーリーは八代譲葉目線での恋愛模様が語られるのだが、この女メンタルがあまりにも弱い。終始モブキャラに心配される始末。
とはいえ、これまで快活な生徒会長を演じていた主人公が同性愛者であることに苦悩しながらヒロインと向き合う姿は楽しめる。...が、最後のオチはなんなんだ。
クリア後に解放される四コマも数は少ないが個人的には好き。画像は前作の主人公八重垣えりかと考崎千鳥の四コマ漫画
以上。
全体的にやや不満の残る作品だったがシリーズ最終作もプレイ予定。