ギャルゲレビューその4;FLOWERS 秋篇
どうもこんばんわ。ほっきょんです。
今回紹介する作品はコチラ。
オススメ度:★☆☆☆(シリーズ物のデメリットが目立つ)
難易度:★☆☆☆(相変わらず)
雰囲気:重め
プレイ時間:10時間
https://www.prot.co.jp/psv/flowers3/index.html
過去シリーズのレビュー
ギャルゲレビューその1;FLOWERS 春編 - ほっきょんのブログ
ギャルゲレビューその3;FLOWERS 夏編 - ほっきょんのブログ
登場人物
八代譲葉(やつしろゆずりは)
本作の主人公。学院の生徒会長で合唱部の副部長。料理部にも所属している。
男性的な言動と容姿から、他の女生徒から好意を持たれることも多い。
小御門ネリネに対し好意を抱いているが、キリスト教の教えと自らの気持ちの間で葛藤を重ねている。
春編、夏編では頼りある先輩キャラクターとして描かれることが多かったが、全然頼り甲斐が無いキャラクターであることが判明する。
小御門ネリネ(こみかどねりね)
メインヒロイン。学院の生徒会副会長で合唱部の部長。
八代譲葉とは小学生時代からの幼馴染。
敬虔なカトリック教徒であり、同性同士の恋愛はキリストの教えに反するという考えを持っている。
間違いなくこのゲームの登場人物の中で一番イイ性格している。
ストーリー
前作「FLOWERS 夏編」から季節が移り、秋となった。
前作、前々作と特に変わりなく何も語ることがないのだが、学院内で起こる怪事件を生徒会長・八代譲葉の視点から解決をしつつ女性同士の恋愛模様を描く。
レビュー
シリーズものにありがちなのだが、存在意義が皆無であるにもかかわらず以前登場させてしまったせいで仕方なく登場しているようなキャラクターがチラホラいる。
また、本作は学院内で起こる怪事件を主人公の目線から解決していくのだが、ミステリー作品は、犯人は登場人物の誰かでなければならないという制約を有しているためシリーズ三作品目となると犯人にできる人物が限られてしまっている。そのため陳腐なトリックになりがちで謎を解いても「はあ」以外の感想を得ることができず知的興奮感を得ることができない。
ストーリーは八代譲葉目線での恋愛模様が語られるのだが、この女メンタルがあまりにも弱い。終始モブキャラに心配される始末。
とはいえ、これまで快活な生徒会長を演じていた主人公が同性愛者であることに苦悩しながらヒロインと向き合う姿は楽しめる。...が、最後のオチはなんなんだ。
クリア後に解放される四コマも数は少ないが個人的には好き。画像は前作の主人公八重垣えりかと考崎千鳥の四コマ漫画
以上。
全体的にやや不満の残る作品だったがシリーズ最終作もプレイ予定。