ほっきょんのブログ

ギャルゲレビュー用。★★★☆以上で名作

ギャルゲレビューその7;アマガミ

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どうもこんばんわ。ほっきょんです。

今回紹介する作品はコチラ。

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オススメ度:★☆☆(ブヒりたい人向け)

難易度:☆(プレイヤーに親切設計)

雰囲気:軽め

プレイ時間:5〜6時間

アマガミ 公式サイト

 

かなり有名ゲームであるにも関わらず、イイ感じの紹介動画が無かったので動画はナシ

 

 

ヒロイン

絢辻詞(あやつじ つかさ)

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パッケージヒロイン。天下無敵の仮面優等生

表向きにはギャルゲに掃いて捨てるほどいるような委員長キャラ。ただ心の内は腹黒キャラ(らしい)。

理想的な委員長キャラと性格のキツさのギャップがウリなのだが、ぶっちゃけもっと性格がキツいヒロインはいくらでもいるのであまり目新しさは無い。6人中5番目の人気。

紹介画像は少々過激だが、健全なゲームなのでヒロインの処女性は担保されており、こんな状態からでも割と簡単に落ちる。

 

アマガミというゲームは猿でも分かるような親切設計であるが、一応パッケージヒロインというだけあって少しだけ攻略難易度が高い。

 

 

桜井梨穂子(さくらい りほこ)

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ぽっちゃり幼馴染。豚。

おっとり系の食いしん坊ヒロイン。頑張って彼女の良いところを考えたが人当たりが良い所くらいしか魅力がない

彼女を攻略するよりも自分磨きをして三次元の彼女を作る方が間違いなく強い刺激を得ることが出来る。

6人中3番目に人気があるらしい。

 

 

棚町薫(たなまち かおる)

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気ままでサバサバした悪友。

よく髪型以外は最高とか言われている。「あ〜こんな女友達いたら捗るわ〜」って感じの性格で、高校生活をシャドウバースみたいなゲームに費やしている人は多分こういう友達が欲しくなると思う。

ただ友達としての感覚が強く、彼女にしたいかって言われたらう〜〜〜〜〜んって感じ。

6人中4番目の人気。髪型がね・・・

 

 

中多紗江(なかた さえ)

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ふかふかボディの純情少女。

後輩。巨乳。お嬢様。恥ずかしがり屋。

割と色々な属性を持ち合わせているのだが、攻略失敗した時のビッチ化が凄まじく、全くと言って良いほど人気がない。戦隊系のヒーローモノが好きというオタク属性を持ち合わせているのも不人気に拍車をかけている。

ヒロイン6人中7番目の人気。どのくらい人気がないかというと彼女だけ良い感じのゲームキャプチャ画像が存在しなかった

 

散々な人気だけどほっきょんの推しは彼女。腹パンキメた時に良い鳴き声すると思うんですよね。

 

 

七咲逢(ななさき あい)

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面倒見が良いクールな後輩。

水泳部に所属している後輩キャラ。15歳で黒い下着を身に着けているなんてふ〜んえっちじゃん。

彼女のストーリーは恋愛として無理がありすぎるのだが、エンディングの性的な破壊力が強すぎて、ブヒりたい民には人気がある模様。

ヒロイン6人中1番人気。6人しかヒロインがいないゲームで7番人気になる後輩キャラとは格が違いますね。

 

 

森島はるか(もりしま はるか)

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男殺しの天然女王。

主人公の憧れの先輩で、学園のアイドル。

もし三次元で彼女のような人間がいても、高校生活で本格スマホカードバトルを楽しんでいるような民には間違いなく手が届かないが、ギャルゲーなので主人公がどんなに冴えなくてもしっかり攻略出来る

あ〜〜確かに性の喜びを知った男子高校生にモテるだろうな〜〜〜って感じの異性に対する積極さと天真爛漫さを持ち合わせており、ゲーム中でも実際にモテまくる。

ヒロイン6人中2番人気。前述の七咲逢と二強ですね。

 

 

ストーリー

主人公は過去のとある経験から、恋愛とクリスマスに苦手意識を持っていた。要はクリスマスに女の子にフられたって事ですね。

憧れの先輩である「森島はるか」を遠目に見ているだけの生活を送っていたが、高校2年生の冬が恋愛をする最後のチャンスだと気づいた主人公は一念発起し行動を起こす。

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クリスマスに女の子と過ごしたいけど、世界チャンピオンになると一億円もらえるようなカードゲームにのめり込んだせいで彼女ができない人向けのゲームですね。

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レビュー

☆☆☆☆にするか死ぬほど迷ったが、総合的に判断して★☆☆☆の評価に。

二次元の女の子でちょっと変な気分になりたいならオススメできるが、恋愛ゲームとして女の子をガチで攻略するという観点だとほぼ0点。

 

まず主人公。魅力がない。中身がない。努力がないのナイナイ尽くし。本当にどうしようもないのでトップからポセイドンをツモってくる位の運だけでしか彼女を作りようがない。

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ほっきょん的な恋愛ゲームとして最大の見所は、主人公の憧れの相手である森島はるかに対し、知り合ってもいない状況からどのように関係性を作り出し、どのように彼女を魅了するかであるが、アマガミというゲームはその部分が皆無である。これは森島はるか以外のヒロインにも当てはまり、ほとんど運だけで物語が進行する。

 

空から降ってきたかのようになんの意図もなくヒロインと出会い、特に苦心しないまま両想いになってハッピーエンドという流れで物語に血と汗が存在しない

 

そのため恋愛ゲームをやっているはずなのにライン工の作業をしているような感覚に陥ってしまう。

 

とはいえ家庭用ゲーム機で手軽にえっちな気分になる分には良いゲームだと思います。

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以上。

ギャルゲレビューその6;ときめきメモリアル

どうもこんばんわ。ほっきょんです。

今回紹介する作品はコチラ。

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オススメ度:★★☆☆(古いがギャルゲの金字塔)

難易度:★★★☆(メインヒロインが難しい)

雰囲気:軽い

プレイ時間:5〜6時間

https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0101-NPJJ00303_00-0000000000000001

 

www.youtube.com

 

登場人物(抜粋)

藤崎詩織(ふじさき しおり)

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本作のメインヒロイン。ラスボス。

容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能・品行方正といわゆる完璧超人だが、この手のヒロインにありがちな性格が非常に悪いという属性をもれなく持っている。

このゲームは幼馴染である彼女から卒業式の日に告白されることが目的なのだが、攻略難易度が非常に高いため大抵の場合他のヒロインに流れる。

 

 

虹野沙希(にじの さき)

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運動部のアイドル。人気キャラクターの一人。恐らく一番人気。

サッカー部のマネージャーで、料理が得意。

このゲームのヒロインは好感度が低い状態だと、プレイヤーに対してかなり酷い態度を取ってくるのだが、彼女は割とどんな時でも優しく接してくれる

攻略対象を虹野沙希のみに絞ったスピンオフ作品も存在する。

 

 

館林見晴(たてばやし みはる)

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なにかと主人公にぶつかってくる謎の少女。人気キャラクターの一人。

コアラの形をした髪型が特徴。

全く隠れてない隠しキャラクターで、彼女のみ電話番号を聞けないのでプレイヤーからデートに誘うことができない。

彼女と前述の藤崎詩織にスポットライトを当てたスピンオフ作品も存在する。

 

 

ストーリー

きらめき高校には「卒業式の日に伝説の樹の下で女の子から告白されると永遠に幸せになれる」という伝説がある。

幼馴染である藤崎詩織運良く同じきらめき高校に入学できた主人公は、藤崎詩織から告白を受けるため高校生活に励む。

 

…が大抵の場合、藤崎詩織の壁の高さアホみたいに沢山いるヒロインに流されて他の女の子と伝説を作ることになる

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画像はときめきメモリアルの全ヒロイン。いくら古いゲームでもこれだけヒロインがいれば誰か一人くらいは好きになれる

 

レビュー

ほっきょんが初めてプレイしたギャルゲーム。

各ヒロインの性格のアクの強さと、主張が激しい髪の色という強い刺激を味わってしまい、普通のギャルゲのヒロインでは物足りない身体にされてしまう。性の社畜に通づるものがある。

 

学園生活の中で「文系」「理系」「運動」「容姿」などといったパラメータを上げながら、テストや運動会、部活動などで活躍し女の子の気を引くという割とストイックなシステム

各ヒロインのストーリー性は薄めだが、女の子が好きそうなパラメータを上げたり、週末のたびにデートに誘うシステムは女の子を攻略してる感があり楽しむことができる。

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ただ一方で、好きな女の子だけに構っていれば良いと言うわけではなく、女の子を放置していると勝手に傷つけられたと勘違いし爆弾を抱えてくるので、興味のない女の子にもそれなりに相手をする必要がある

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爆弾が発生すると好感度の隣に爆弾マークが発生し、爆発すると全ヒロインの好感度が下がる

 

25年前のゲームだがシステム周りは割とよくできており、やけに古臭いヒロインに目をつぶることが出来れば楽しくプレイすることができる。

流石に古すぎるので手放しでオススメは出来ないが面白いゲーム。

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以上。

ギャルゲレビューその5;FLOWERS 冬篇

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どうもこんばんわ。ほっきょんです。

今回紹介する作品はコチラ。

 

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オススメ度:★☆☆☆チンパンジーには難解)

難易度:★★☆☆(チンパンジーには難解)

雰囲気:重め

プレイ時間:10時間

https://www.prot.co.jp/psv/flowers4/

 

www.youtube.com

 

過去シリーズのレビュー

ギャルゲレビューその1;FLOWERS 春編 - ほっきょんのブログ

ギャルゲレビューその3;FLOWERS 夏編 - ほっきょんのブログ

ギャルゲレビューその4;FLOWERS 秋編 - ほっきょんのブログ

 

以下、FLOWERS春編および秋編のネタバレ有

 

 

 

登場人物

白羽蘇芳(しらはね すおう)

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本編の主人公。春編の主人公が再登板。

春の終わりに退学した想い人の手がかりを探るため、生徒会長になる。

CV.名塚佳織であるにもかかわらず、この物語の数少ない常識人。

空気の読めないクラスメイトに足を引っ張られながらも、隠された学院の秘密を探る。

 

 

匂坂マユリ(こうさか まゆり)

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本編のヒロイン。春編のメインヒロインが再登板。

春の終わりに主人公と結ばれるが、誰にも理由を告げず学院を去ってしまう。

夏編、秋編に登場していないので特に語ることがない。

 

 

花菱立花(はなびし りっか

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敗北者。春編の噛ませ犬ヒロインが再登板。

秋編の生徒会選挙にて生徒会副会長に任命される。…がどう考えてもそこまで人望があるように思えない。

本編では割と重要な立ち位置なのだが、彼女だけ一枚絵が存在しない上に、この物語でカップリングをすると確実に彼女だけ組む相手がいないので敗北者以外に言いようがない。

 

 

八重垣えりか(やえがき えりか)

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白羽蘇芳のクラスメイト。夏編の主人公が再登板。

夏編まではファッション隠キャを気取っていたが、冬になりその性格も丸くなった。

知能指数が全体的に低めのクラスメイトの中で、白羽蘇芳の教養マウントと互角に渡り合えることから探偵の補佐役として活躍する。

 

※ほっきょんの推しは八重垣えりか。蘇芳×えりか尊い

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うん。いいですね。

 

他の登場人物は割愛。

 

 

ストーリー

前作「FLOWERS 秋編」から季節が移り、冬となった。

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秋編まで生徒会長をつとめていた八代譲葉と、生徒会副会長をつとめていた小御門ネリネクリスマスの夜に駆け落ちしたため、白羽蘇芳は引き継ぎをしないで学院を去っていった偉大な先輩の尻拭いの日々に明け暮れていた。

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画像は八代譲葉と小御門ネリネ。秋編のラストに駆け落ちをした。

 

生徒会の雑務をこなす一方で、前生徒会長八代譲葉から引き継いだ「アガペのタルパ」というメッセージと、学院のはずれに存在する墓標を手がかりに、想い人匂坂マユリが学院を去った理由を探る。

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レビュー

シリーズ最終作品なので、最終的にそれなりに良い感じに完結するのだが、そこに到るまでのストーリーがかなり分かりづらい。というか分からない。

プレイすれば分かるが、お前ら今までどうやって生活していたんだよだとか舞台中なんで王子様がすり替わっているんだよとか言いたいことは山ほどあるのだが、「八重垣えりかちゃんすこ・・・」の感情でどうにかクリアする。

 

春編・夏編にあったような百合チックな展開は秋編以降少なくなるので、女の子同士がいちゃいちゃして変な気分になりたい人は春編・夏編のプレイだけをオススメします。

 

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以上。

久々に面白い恋愛ゲームシリーズだったと思います。

ギャルゲレビューその4;FLOWERS 秋篇

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どうもこんばんわ。ほっきょんです。

今回紹介する作品はコチラ。

 

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オススメ度:★☆☆☆(シリーズ物のデメリットが目立つ)

難易度:★☆☆☆(相変わらず)

雰囲気:重め

プレイ時間:10時間

https://www.prot.co.jp/psv/flowers3/index.html

 

www.youtube.com

 

過去シリーズのレビュー

ギャルゲレビューその1;FLOWERS 春編 - ほっきょんのブログ

ギャルゲレビューその3;FLOWERS 夏編 - ほっきょんのブログ

 

 

登場人物

八代譲葉(やつしろゆずりは

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本作の主人公。学院の生徒会長で合唱部の副部長。料理部にも所属している。

男性的な言動と容姿から、他の女生徒から好意を持たれることも多い。

小御門ネリネに対し好意を抱いているが、キリスト教の教えと自らの気持ちの間で葛藤を重ねている。

 

春編、夏編では頼りある先輩キャラクターとして描かれることが多かったが、全然頼り甲斐が無いキャラクターであることが判明する。

 

 

小御門ネリネ(こみかどねりね)

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メインヒロイン。学院の生徒会副会長で合唱部の部長。

八代譲葉とは小学生時代からの幼馴染。

敬虔なカトリック教徒であり、同性同士の恋愛はキリストの教えに反するという考えを持っている。

 

間違いなくこのゲームの登場人物の中で一番イイ性格している。

 

 

ストーリー

前作「FLOWERS 夏編」から季節が移り、秋となった。

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前作、前々作と特に変わりなく何も語ることがないのだが、学院内で起こる怪事件を生徒会長・八代譲葉の視点から解決をしつつ女性同士の恋愛模様を描く。

 

 

レビュー

シリーズものにありがちなのだが、存在意義が皆無であるにもかかわらず以前登場させてしまったせいで仕方なく登場しているようなキャラクターがチラホラいる。

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また、本作は学院内で起こる怪事件を主人公の目線から解決していくのだが、ミステリー作品は、犯人は登場人物の誰かでなければならないという制約を有しているためシリーズ三作品目となると犯人にできる人物が限られてしまっている。そのため陳腐なトリックになりがちで謎を解いても「はあ」以外の感想を得ることができず知的興奮感を得ることができない。

 

ストーリーは八代譲葉目線での恋愛模様が語られるのだが、この女メンタルがあまりにも弱い。終始モブキャラに心配される始末。

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とはいえ、これまで快活な生徒会長を演じていた主人公が同性愛者であることに苦悩しながらヒロインと向き合う姿は楽しめる。...が、最後のオチはなんなんだ。

 

クリア後に解放される四コマも数は少ないが個人的には好き。画像は前作の主人公八重垣えりかと考崎千鳥の四コマ漫画

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以上。

全体的にやや不満の残る作品だったがシリーズ最終作もプレイ予定。

ギャルゲレビューその3;FLOWERS 夏篇

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どうもこんにちわ。ほっきょんです。

今回紹介する作品はコチラ。 

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オススメ度:★★★☆(うん、いいですね)

難易度:★☆☆☆(相変わらず)

雰囲気:軽くもなく重くもなく

プレイ時間:10時間

https://www.prot.co.jp/psv/flowers2/

 

www.youtube.com

  

以下、FLOWERS春編のネタバレ有

ギャルゲレビューその1;FLOWERS 春編 - ほっきょんのブログ

 

 

登場人物

八重垣えりか(やえがき えりか)

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主人公。足が不自由で車椅子で生活している。

勝ち気な性格で言葉遣いは男っぽい。ファッション隠キャ。

登場人物の中で最も常識人なので思考にも共感できる。

 

このブログを書くにあたって足が不自由な女の子がどういう風に入浴しているか知りたくて参考動画を探したんですが見つかりませんでした(怒)

※ほっきょんの推しは八重垣えりかです。

 

 

考崎千鳥(たかさき ちどり)

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メインヒロイン。夏から学校にやってきた転校生。

歌とバレエの仕事をしており、その腕前は抜群。若干アスぺ気味

 

 

ストーリー

前作「FLOWERS 春編」から季節が移り、夏となった。その折、学園にも6名の転入生がやってくる。 

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八重垣えりかは足が不自由であるため、他の寮生とは異なり一人での寮生活を送っていたが、転入に伴い考崎千鳥が同じ寮室の仲間となる。

ファッション隠キャの八重垣えりかアスぺの考崎千鳥、この二人が学園のイベントや様々な事件を通じ心を通わせるまでを描く。

 

 

レビュー

感想の前に画像を見ていただきたい。

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うん、いいですね。

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うん、いいですね。

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うん、いいですね。

 

前作では女性らしい一面を殆ど見せることがなかった、八重垣えりかの新たな一面を見ることができる。うん、いいですね。

 

ストーリーはヒロインの考崎千鳥が、学園での生活を通じてアスペルガー症候群を克服するというもの。

 

女の子の陰口を恐れて何も言えなかった前作の主人公と異なり、思ったことをバンバン言ってくれるので気持ちよく物語が進行する

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画像は前作の主人公。夏になりメンヘラ属性が追加された。

 

ゲームとしても物語としても面白いのだが、残念だった点は主人公の人間が出来すぎていて精神的に苦悩する局面が殆ど見れなかったことである。主人公は車椅子の生活を送っているのだが、足が動かない自分を完全に受け入れており、笑いの種にするほど。このゲームをプレイするときに車椅子生活の苦悩を見れると期待していたので少し残念であった。

 

また、本編はFLOWERSシリーズの中でも繋ぎとしての色合いが強く描かれている。物語の中で発生する怪奇現象や偶然起こったと思われていた事故が故意の事件であることが示唆されており、続編をプレイする必要がある点も若干のマイナスであると言える。

 

とはいえ最初は互いにいがみあっていた女の子二人が、だんだんと仲良くなっていく姿はとても見応えがあり良い作品だった。オススメ。

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うん。いいですね。

 

2018.12.18 紹介動画を追加。

2018.12.17 オススメ度を修正。(★★★★→★★★☆)

ギャルゲレビューその2;WHITE ALBUM2

どうもこんばんわ。ほっきょんです。

今回紹介するタイトルはコチラ。

 

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オススメ度:★★★☆(ヒロインの苦悩と葛藤を描いた名作)

難易度:★★☆☆(第二部がちょっと難しい)

雰囲気:重め

プレイ時間:30時間〜40時間

https://aquaplus.jp/wa2/

 

www.youtube.com

 

登場人物

冬馬かずさ(とうまかずさ)

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メインヒロイン。バンドのキーボード。

学園の問題児で、母親が世界的なピアニスト。

 

ほっきょんは冬馬かずさ派。シャドウバースプロプレイヤーのMISAKI選手も冬馬かずさ派。

 

小木曽雪菜(おぎそせつな)

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メインヒロイン。バンドのボーカル。

学園のアイドルだが、庶民的な一面を隠し持つ。

 

主人公ほかサブヒロインは割愛。

 

 

ストーリー

 

第一部:高校3年

バンドのボーカルに告白されて仕方なく付き合うが、主人公はキーボードの方が好きであったので先にそちらと寝てしまう。高校卒業と同時にキーボードは留学し、主人公は仕方なくボーカルを選ぶ。

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主人公「冬馬かずさ好きっすw

 

 

第二部:大学3年

ボーカルとは曖昧な関係を続けていたものの、周囲の協力により高校時代に作ってしまった溝を埋める。プレイヤーの選択次第ではサブヒロインとのエンディングを迎えることも可能。

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主人公「冬馬かずさ好きっすwでも愛しているのは小木曽雪菜っすw

 

 

第三部:社会人1年目

2年後、ボーカルと婚約を決めたところ、出張先のストラスブールでキーボードと運命的な再会をする。

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主人公「冬馬かずさも小木曽雪菜も好きっすw

 

 

レビュー

終始「黙って小木曽雪菜抱けよ」とイライラするゲームだったが、小木曽雪菜を高校時代から何年間もかけ精神的に苦しめて不幸にするという観点では中々興奮するゲームだった。

 

このゲームギャルゲの癖に第一部は択が存在せず、どう頑張っても小木曽雪菜としか付き合えないので冬馬かずさ派の人間は彼女が再び登場する第三部まで悶々としながらゲームを続ける必要がある非常に不健全なゲーム

 

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主人公「JKと混浴最高っすw」

 

五年間交際を続けて婚約直後の小木曽雪菜が、高校時代に一度だけ寝た女に男を奪われる姿は精神的な腹パンと言うにふさわしく、興奮感を得られるゲームだったと思う。

 

以上。

 

2018.12.18 紹介動画を追加

ギャルゲレビューその1;FLOWERS 春篇

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どうもこんばんわ。ほっきょんです。

今回紹介するタイトルはコチラ。

 

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オススメ度:★☆☆☆(ヒロインの魅力に疑問)

難易度:★☆☆☆(すぐ死ぬが復帰も楽)

雰囲気:重い(クリア後の爽快感を間違いなく味わえない)

プレイ時間:10時間

https://www.prot.co.jp/psv/flowers/ 

 

 

www.youtube.com

 

 

登場人物 

白羽 蘇芳(しらはね すおう)

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主人公。小説と映画が大好きで、造詣が深い。

とまあ普通の紹介はさておき、彼女は中学校を卒業するまで友達がいたことがないガチの陰キャ。趣味はプレイヤーに対して文学と映画の教養でマウントを取ること。

ピアノと触れ合いすぎて人と関わったことがないので、女の子の下着姿を見て恥ずかしがったりする。普通に健全なゲームなのに変な気分になる。

 

 

匂坂マユリ(こうさか まゆり)

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メインヒロイン(本作は百合ゲー)。

ギャルゲの茶髪女子系にありがちな特徴が無いのが特徴。そのせいでメインヒロインであるはずなのに影が薄い。

一応クラスの中心人物的役割だとか、歌が上手いとか、絵が上手いとかそれっぽい特徴は色々あるけれど言葉だけが先行してあんまり説得力がない。ダメなギャルゲの典型的なキャラクター

 

 

花菱立花(はなびしりっか

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噛ませ犬ヒロイン。

主人公のクラスの委員長で、シャドウバースをやっていたら求められてもいないのにメガネをクイクイさせながらプレミを指摘するような性格。

筆者は大嫌いだけど「こんな女の子絶対いるよね〜」ってタイプの委員長て感じでキャラは立ってる。

 

 

ストーリー

陰キャ主人公が山奥の全寮制のカトリック系女学校に通い、はじめての友達作りに励む話。しかし当然ながら普通の女子高生には友達がいるため、恋愛に興味がある女子高生はごくごく自然に主人公を恋愛対象として見てくる主人公は全員と友達になりたいだけであるので、友達以上の関係を迫られる事に葛藤する。オマケ程度に学園で発生する事件をミステリー風に解決する。

 

ここまで真面目に書いたが、内容はヒロイン二人の精神年齢が低すぎてぶーちゃんの配信でキレるような感覚に近い。

 

ヒロイン「私のこと本当に好きなら、あの子と仲良くしないでよ(怒)」

主人公「でも…」

ほっきょん「ハァ~~~~~(クソデカため息)」

 

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レビュー

主人公が女なので価値観の違いがもうすごい。隣に座られただけで「はうぅ」とか言いって感じ出すし、休み時間に女友達と話せるだけで感激してしまう。正直ついていけない。

 

ただこの主人公、友達がいない分のステータスを映画や小説に全振りしており、終いにはプレイヤーに対し物語中至る所で教養マウントを取り出す。e-sports界のパラリンピックことシャドウバースしか知らないガチのチンパンジーほっきょんは何を言っているのかさえ理解できない始末。ヒカルの碁を読みながらなんか凄い闘いしてるなと思った感覚と似ている。それくらい海外映画や小説で比喩されたり引用されるので教養でマウント取りたいときに何に手をつければ良いか知りたい層にはオススメできそう。

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主人公は様々な要素を有した魅力的なキャラクターとして描かれているが、主人公の魅力にヒロインが追いついていない感が結構ある。

特徴がないのが特徴みたいな感じでキャラが立っていないから、なぜ主人公がヒロインのことを好きになるのかイマイチ理解できない

主人公の恋愛感情的な部分で共感ができず、ドラマとして成立させるために無理やりヒロインのことを好きになった感がありちょっと残念だった。

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お前のことだぞ。

 

一応健全なゲームなので性的描写がなくプラトニックな関係が担保されており、性的な関係を持ってしまった女性の苦悩が大好きなほっきょん的には腹パン度合いは低め。ただちょくちょく挟まる風呂シーンや着替えシーンのCGがやたら色っぽくて変な気持ちになります。

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ただシステム周りや物語の長さが良く、こんな調子でも一週間程度でクリアできたので普通に良い作品だと思います。

 

以上。

 

2019.01.06 全体的に改訂。評価★★☆☆→★☆☆☆

2018.12.24 登場人物を修正

2018.12.18 紹介動画を追加。ストーリーを一部修正。